借りる人の80%が変動金利(09.08.09)
ある大手銀行では新規に住宅ローンを借りる人の約8割が変動金利を選択しているとのこと。(日本経済新聞)
変動金利を選択する人が増えていることは今までも報じられており、コラムでも掲載していたが、10人のうち8人も選択していることには、改めて驚かされました。
私自身、自分自身の住宅ローンは変動金利を選択しており、変動金利を、金利上昇リスクだけで検証することもせず、頭ごなしに否定はしません。
ここ10年以上、変動金利は2%台を推移しており、この先、景気回復などの見通しがないことから、この状態が続くと思い、変動金利を選択しているという状況は理解できます。
変動金利を選択する際、考えてもらいたい点は、将来、金利上昇により返済額が増加しても耐えうる状況なのかどうか。そして、繰り上げ返済(予定貯蓄含む)などにより、金利上昇リスクに対応できる余地と自己管理ができる意志があるか。
変動金利は金利優遇後の適用金利で1%台前半、固定金利が2%台後半とすれば、金利差1%超。3,000万円の借入で支払い利息の差が30万円前後。
当面は現在のような金利水準で推移する気配が濃厚です。金利上昇時でも支払い能力に問題ないのであれば、利息軽減などの効果を考えると変動金利の選択もありえると思います。
なお、決して、変動金利がいいよと勧めているわけではありません。まずは、返済能力、ライフプランや状況などから、住宅ローンを考えることがスタート。そして、変動金利を選択することも可能であれば、ということです。
住宅ローンを選択するのは、現在の金利や今後の金利動向だけではありません。もっといえば、老後の生活や家計状況をどうしたいのか、を考えることにより、住宅ローンの選択が決まるといっても過言ではなく、住宅,住まいの選択まで併せて、大局観を持つ必要があります。
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