短期固定期間終了後にどうなる(06.07.02)
各銀行より7月実行分の住宅ローン金利が発表されました。
主要都市銀行の主な7月実行金利は、以下の通りです。
(比較しやすいように全期間優遇適用後で表示します)
・3年固定 三菱東京UFJ:2.0% みずほ:2.0% 三井住友:2.0%
・5年固定 三菱東京UFJ:2.65% みずほ:2.55% 三井住友:2.55%
・10年固定 三菱東京UFJ:2.9% みずほ:3.05% 三井住友:3.05%
・35年固定 三菱東京UFJ:3.24% みずほ:------ 三井住友:3.24%
全期間固定が少し上がり、他は微調整程度でほぼ横ばいです。
この金利状況を見ると、これから10年の間に金利上昇が1.5%以上あり、短期固定タイプの平均適用金利が3.5%を超えるようなら、当初から全期間固定タイプを選択する方が良いでしょう。
しかし、金利上昇はあり、一時的には1.5%以上上昇しても、平均適用金利が3.0%程度の場合、難しい選択になります。
そこでひとつの目安になるのが、一時的な金利上昇や固定期間切り替えの際、切り替え後の新しい返済額の支払いに耐えられるかどうかです。借入期間をトータルで見て安くなるからと言っても、借入残高が大きいときに金利が高い時期にぶつかり、さらに教育費なども重なると家計が破綻しかねません。
下記に、3年固定タイプ終了後の返済額を試算してみました。
(借入額3,000万円、借入期間35年)
当初大幅優遇1.3%適用 → 月々88,944円
└→金利が0.5%上昇
└→2.8%適用 → 月々110,196円(24%up)
└→金利が1.0%上昇
└→3.3%適用 → 月々117,861円(32%up)
全期間優遇 2.0%適用 → 月々99,378円
└→金利が0.5%上昇
└→2.5%適用 → 月々106,645円(7%up)
└→金利が1.0%上昇
└→3.0%適用 → 月々114,204円(15%up)
さらにもう3年後(7年目以降)、1%金利が上昇していたら、当初優遇タイプで月々132,753円、全期間優遇タイプで月々128,892円になります。
このぐらいの上昇額なら大丈夫だよとか、返済額が上がらないように繰上返済していくなどの対応が取れない限りは、金利上昇によるリスクは取れません。
金利上昇の設定や繰上返済をどの程度していけばよいのかなどは、みなさまそれぞれに違うと思いますので、各自シミュレーションなどを活用してみて下さい。
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