住宅ローンの基本的な考え方(04.09.24)
現在、各金融機関から様々な住宅ローンが出ています。これだけたくさんあると、
どの住宅ローンを選べばいいか迷うのは当然のことだと思います。
アドバイスする私でさえ、すぐには返答が出来ないくらいですから。
では、住宅ローンはどれを選べばいいでしょうか。
不動産を選ぶときと同じなのですが、住宅ローンを比較して選ぶことより、
借りる人にとってどういう住宅ローンがいいか選ぶことが大切になります。
どこの銀行のこういう住宅ローンがいいよって話があったとしても、それが
全員にいいとは限りません。
低金利で長期固定なら言うことないですが、長期固定で金利上昇リスクを減
らすなら金利は高く返済額が増えることになり、金利が低く返済額を抑えれば
短期固定もしくは変動になって金利上昇の不安材料が残ります。
金融機関も商売でしているのですから、両方のメリットはくれません。
どちらを取るか選択を迫られます。
では、どちらを選べばいいのでしょうか。経済情勢(金利動向)から考えれば、
もうしばらくは低金利が続くでしょうが、長期的には上がる可能性も考えられるので、
短期で返しきる人は低金利のメリットを取り、返済が長期にわたりそうな人は
長期固定でというのがセオリーになると考えられます。
しかし、短期の人はいいのですが、長期の人は単純に長期固定型でと
言い切ることは出来ません。現在の家計状況やこれからのことなどをよく考えてみましょう。
以下に判断する項目を書き出してみました。
1.現在の収入状況は?(共働き、専業主婦など)
ご主人の収入だけで通常の返済が出来るかどうか。
2.教育費が掛かるのはいつごろから?
教育費が大きくなった時に、金利が上がっても返済できるか。
3.繰り上げ返済する余力が家計にありますか?
繰り上げ返済をして金利上昇リスクを元金を減らすことによりカバーできるか。
4.短期固定もしくは変動の金利が現在の長期固定金利を超えることがあるか、
超えるとしたらいつごろどのくらいまで上がると思いますか?
現在、社会問題にもなっている住宅ローン破綻のようなことがないよう、
どういう状況になっても返済が滞らないようにしなければなりません。
しかし、せっかくの低金利ですから、なるべく利息を減らし無駄な出費は避けたいものです。
本音としましては、いつどのくらい上がるか分からないものに安全のためとはいえ
利息を多く払うのは嫌だ、でも金利が上がって返済額が多くなり家計が破綻する嫌だ、
というところではないでしょうか。
だとしたら、家計が破綻しない範囲で低金利のメリットを享受するのはいかがでしょうか。
当初の返済額からギリギリで収入の増加も見込めないのでしたら、
たとえ金利が低いとはいえ、短期固定・変動は選べません。
しかし、家計に余裕があるか収入を増やすことが出来るのなら、低金利のメリットを
享受しながら繰り上げ返済による元金減少で金利上昇リスクを減らすと
いうのはいかがでしょうか?
これからの収入支出といったことは、今目に見えることではないので考えづらいとは
思いますが、不安も無く利息も少なくなるようによく考えて下さい。
もしご自身だけでは分からない不安だという方は、専門家に相談するのも方法です。
ここまで分かったら、後は金利や諸手数料に利便性などの商品比較をすることで、
どの住宅ローンがいいのか自然と決まります。
【ワンポイントアドバイス】
・60歳までに返済が終わるように
・建物耐用年数も考えた返済期間に(その後の住宅は?)
・ボーナス返済はなるべく減らす
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