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 基本生活費(基礎生活費) (07.11.15)

住宅ローン・不動産購入の資金計画などの相談を受けた際、生活の基礎となる出費と生活を豊かにする出費に分けて、家計や適切な住宅ローン借入額などを説明します。

これは誰に教わった訳ではなく(いろいろな本を読んでいるので自然と学んでしまったかもしれませんが)、私なりに考えた形でした。説明を何度も行っているうちに、生活の基礎となる出費を“基本生活費”、この基本生活費に以外に生活を豊かにするための出費を“余剰生活費(余裕生活費)”という言葉を自然と使っていました。

自分で自然と使い始めた言葉なので、当然、教科書(書籍など)には掲載されているはずもなく、世間に通用しない私だけの言葉だと思っていました。

しかし、このブログを書こうと思い、ネットで検索してみると、基本生活費・基礎生活費・余裕生活費はすでに世間で使われており、たぶん、余剰生活費という言葉だけは私のオリジナルらしいです。(詳細に調べておりませんので、使われているかもしれませんが)

世に自分のオリジナルを出せるのかと思いましたが、知識・知恵の足らない私には、まだまだ高い壁だったようです。

ちょっとがっくしきていますが、この基本生活費(基礎生活費)と余剰生活費(余裕生活費)について、説明します。

≪基礎生活費≫

ごく普通の生活に最低限必要な出費。主なものは、食費、住居費、教育費、被服費、光熱費、通信費、医療費、養育費、交際費、車両費、保険料、税金など。

最低限とは、人が人らしく生きていけること。この基礎生活費は、あまり自分の裁量が利きません。頑張っても限度がある部分です。

食費で例えれば、健康でいるために必要な栄養となる食費は基礎生活費、外食やおかしなど生活や精神的にゆとりを生むための食費は余剰生活費。(ちょっとの外食やおかしは現実には基礎生活費にも)

住居費は、家族が暮らしていける広さを確保するための出費が基礎生活費。高層階のマンションによる眺望や郊外の一戸建ての大きな庭などは余剰生活費。

なんとなくお分かりいただけましたか?今日のコラムは、口で説明すると伝えやすいのですが、文章にすると長くなって説明に不安になってしまいました。

この基礎生活費は、夫婦二人と子供二人の4人家族というように、家族構成が決まれば、年収が多い少ないに関わらず、大きな違いは出ません。(栄養の説明で年収が多いからたくさん栄養とらないとね?とは説明されませんよね?)

私の独自の感覚(千葉県)ですが、上記の4人家族なら月30万円×12ヶ月=年360万円程度ではないかと思います。年収が500万円なら、税金や社会保険費などを差し引いて可処分所得400万円程度でしょうから、基礎生活費と≒くらいです。

この金額には月8万円程度の住居費を見込んでいますから、この金額までの住居費で収まるなら、家を購入しても良いとなる。ただし、固定資産税や修繕費、マンションなら管理費等や駐車場代も含めてです。

さらに注意したいのが、近々(今日の朝日新聞では2015年?)消費税が増税されたり、原油高=物価上昇、金利上昇による住居費増加など、基礎生活費が増える可能性があること。収入と基礎生活費にまだ余裕があれば対応も可能ですが、この余裕がないと家計破綻(住宅ローン破綻)へと進んでしまいます。賃貸なら家賃を抑えることに対応しやすいですが、家を売却して住み替えるのはけっこう大変です。

余剰生活費については次回のコラムで説明しますが、この余剰分は自分の裁量(好み、考え、生活スタイル)で、住宅、教育、旅行、趣味、貯蓄などに使うことができます。

収入−基礎生活費−経済リスク対処費=余剰生活費となり、基礎生活費に含まれる住居費に余剰生活費から住宅に回す出費を加えたものが、不動産購入の資金計画の基となる住居費となります。

例:年収800万円→可処分所得650万円−基本生活費360万円−経済リスク対処費(予備費)100万円=余剰生活費190万円→このうち半分は住居に回してもいいとなれば95万円+基本住居費96万円=住居費191万円→この出費以内になるような家を購入する。

余剰のうち半分は多いかなと思いましたが、あくまでも参考例ですので。

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