「不動産でハッピーリッチになる方法(貸せるマイホームを手に入れて)」を読みました。著者は不動産コンサルタントでファイナンシャルプランナーと、私の同じような肩書きですが、住まいに対する造詣は私の比ではなく、住まいを考えさせられる名著だと思いますので、ご紹介させて頂きます。
[概要] 特に私がおっと思った点 ・買うか借りるかのテーマは意味がない。買うべきである、しかし、買い方は注意。 ・永住型住宅の落とし穴。永住型が必要な時期は限られている。その代償は大きい。 ・値下がりを期待して買い控えてもメリットはない。金利と借入期間と家賃>値下がり。 ・借金のリスクを回避することが最重要課題。家賃>返済、売却価格>残高の関係維持。 ・間取り変更が可能なスケルトン性が重要。 ・二世帯住宅は売却が難しく、完全分離型にして、片方(両方)を貸せるように。 ・年収5倍、頭金2割はナンセンス。個々の状況により判断。 ・住宅の耐久性が、人生を左右する。建て替え時期の状況を判断。 ・建売住宅は要注意。施行とチェックの甘さ、均一の間取りと販売のためのプラン。 ・金利の高低は、借りる時の話しであって、資金計画では優先されない。 ・買い替えローンは、借金を返すための借金で、サラ金地獄と同じ構図。 ・家賃並みで買える訳がない。自己資金とボーナス時の加算に注意。
ざっとポイントだけをまとめましたので、どうして?と思われる方は、本書をご自身で読んでください。
特に私が一番感じたのは「永住型」の無駄についてです。世帯の状況に応じて必要な面積が違うことは、私が将来の住まい像として考えている「状況に応じた住まいへの住み替え」を裏付けるひとつになります。車でも、使用の状況に応じて、一番適した車に乗っています。ずっとファミリータイプの大きなワゴンは必要ない。20代、30代、40代、50代、60代とその時々で適した車は違うように、住まいもその時々に変えていく。そのようになればいいのではと思います。
そのためにも、不動産ストックが増えて価格が下落すること、上記のようなポイントを押さえて住み替えできるようにしていくことの2点が必要です。不動産価格はマクロなのでどうしようもないですが、住まい選びはミクロで自分達で対応できることです。もし、不動産価格がさほど下落しなくても、上記のポイントを押さえていれば、その建物で対処できます。
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