「家を買うのならこの2年のうちに買いなさい(川北義則著)」を読みました。2004年10月の初版ですので、2年を定義すると2006年(平成18年)中ということでしょうか。まずは、その根拠をご紹介します。
[本書概要] ・地価の下落リスク緩和によって、大きな含み損を抱えるリスクが減った。しかし、下落を続けるエリアもあるので、地域の選定は必要。
・所得、雇用環境が改善の兆しが見え、住宅ローンの返済リスクが緩和される。一方で金利の先高感は強く、将来の金利上昇は必至の情勢。上昇する時期は2006年から07年にかけて。これがこの2年の根拠。
・これからの不動産市況は、マンションも土地も二極化される。マンションは、用地費と建築コストの上昇するも、販売競争激化で販売価格に転嫁できず、これからは面積やハードを落とした建物になる。そうなる前のここ2年が買い時。中古なら下落リスクは少なく出来る。
・購入にあたっては、資産性を重視し、十分な自己資金を用意すること。
この他にも、購入時のチェックポイントや注意点が記載されていますが、なぜこの2年のうちに購入すべきかと言う点とは主旨がずれるので、割愛致しました。
本書でも書かれていましたが、実際は社会の情勢から購入するタイミングを計るのではなく、自分達の状況から購入するタイミングを計るべきだと思います。
書かれている内容ひとつひとつは、納得できるものばかりで、特段と異論はありません。金利面だけは分かりませんが、不動産市況は供給が多くなる傾向で下落含みですから、ここ2年と言わず、これから先、自分達の状況が購入するタイミングに合えば、今でも、2年後以降でも大丈夫かもしれません。
何かの時をしっかり考えること、実需(自己居住)で買うのですから、資産が増えた減ったではなく、状況の変化に対応できるかどうかという視点で考えて下さい。そのために、下落そのものは覚悟し、資産性を重視して下落リスクを緩和することが大切ということでしょうか。
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