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4.社会、経済、不動産

これから5年・地価は半値になる  (05.06.10)

「これから5年・地価は半値になる(プロ不動産ウオッチャーがそっと教えるほんとうの話)」を読みました。地価は下げ止まったというのは間違いであり、これから地価は下がり続けるという根拠をいろいろな観点から推察した内容です。私のコメントは後にして、まずは内容をご紹介します。

[概要]
・土地の供給に対して需要が上回り地価が上昇しなければ本物ではない。銀座、青山などは海外ブランドの特需で一時的なもの。また、駅や再開発などで基盤が整備されたものは上がって当然、その後の整備がなければ継続的な値上がりは厳しい。

・オフィスもマンションも供給過剰、需要増加も見込めず、競争力がないものから淘汰されていく。特に公共事業で維持されていた地方は大幅な下落。

・新聞テレビのマスコミにとって住宅不動産業界は、三大クライアントのひとつで、不動産市況について厳しい見解や購入者に冷や水を浴びせるような記事は書けないから、信頼してはいけない。

・都心の十字架ゾーンである川口(埼玉)から川崎(神奈川)の京浜東北埼京ラインと小岩から吉祥寺の総武中央ラインが勝ち組でそれ以外は下がる。特に郊外のニュータウンは高齢化が進み過疎化する。

・大幅増税される時代に高額な住宅ローンを組んだ後、不動産価格が下落すると債務超過状態になるので、住宅の購入はするべきではない。賃貸無借金が良く、マイホーム=幸せの図式は時代遅れ。

先進国の地価はGDPの100%、現在の日本の地価はGDPの300%だから、3分の1になる。資産価値を維持する不動産もあるから、ならして半値ということで表題のようになっています。各論で言う内容を否定はしません。供給過剰による市況悪化は私も感じるところでありますが、住まいをより良く(近く、広く、快適に)していこうという希望はなくならないでしょうから、落ち着きどころはあるとしても、ここまで厳しいかどうか。(私も地価下落賛成派ですが)

無価値な不動産に価格がつかず、半値、3分の1ということは起こるかもしれません。しかし、都市圏を中心とした住宅への需要はありますから、そこそこ何かしらの価値があれば、ここまで極端にはならないのかも。無借金は理想ですが、自宅所有が駄目というのも極論すぎる。身の丈にあった自宅ならいいのでは。私が思う身の丈の基準は一般の方の半分くらいですが。

最後に一言。
この内容どおりになったら、日本経済が破綻しているんでしょうね。今の体制なら、破綻もありえるんでしょうが。


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